16ミリフィルムって良いっスねぇ...
静かな映画だが、ザラついた映像がとても綺麗で、これぞ映画館で見るべきものだと思う。
商店街に面しており、しかも向かいは新聞屋という、昼も深夜もうるせえ環境に住んでる人間には、最高のご褒美なのだ。
アバターの水表現も良いかも知らんが、違う贅沢がそこにはあるんだよ(アバター見てねえけど)。
岸井ゆきのさん、苦しい時と笑う時の表情が似ていて、どっちなんだろうと思わせられ、見入ってしまった。
主人公がなぜボクシングから遠ざかりそうになったのか、話の根幹だが良く分からんかった。しかし、それが理屈だけでは割り切れない人生の奥深さを表現している。俺だけがバカで理解していないという事では無い事を望む。
ボロいジムから綺麗なジムに移籍するのを拒むのは、あしたのジョーイズムだよな。
ボクシング映画は大抵ハズレ無し。明日から朝型人間になってランニングしたい。そんな絶対不可能な夢を見せてくれてありがとう。
【2回目を見て追記】
ほんっとーに良い映画ダナア！！！！
まさかの早朝ランニング開始。人生を変えるとまでは言わないかも知らんが、生活を変えた映画だ！
