観ているとケイコと話したくなる。ケイコがなにを考えているのか、本当のことはわからない。それでもケイコと同じものをみて、できるだけケイコのことばで話をしたいと思って、手話を覚えようかなと思う。短い映画なんだけど、それくらい没入させられる魅力があった。
コミュニケーションの映画だと思った。私はあんな風に人と一緒にいれてるんだろうか。ホテルのバイト仲間を、はなさんを、みてそう思った。私は相手のことを大切にできてるのか?
ままならなさと闘う映画でもある。描かれるエピソードで語れることでもない。でもそれこそが「映画」か〜となんともふんわりと実感した。
自分の生活圏内がガンガン映る経験も貴重でよかった。めっちゃ北千住。
LOVE LIFEのことも思い出した。あれもコミュニケーションの話だったな。