ケイコ 目を澄ませてのオーケンシールドのレビュー・感想・評価

ろう者拳闘士のファイティング。
世の中に“目を澄ませて”示す勇姿。

聴覚障害者として挑むボクシング🥊
プロとしてほぼ毎日ジムに通う恵子。
不自由に抗うが如く邁進するプロの道。
迎える転換期。会長の罹患。ジムの廃業。
生活とボクシングの両立。揺れ動く心情。
内に秘めた静かな闘志と新たなる決意。

台詞で語らず映像で解くチャレンジングな演出。邦画で難しい表現を映像化させた三宅唱監督×岸井ゆきのさんの功績。今後の制作される作品にも影響を与えるきっかけになり得る作品だと感じた。