人生良いことだけではない。
自分だけではなく、みんなそれぞれ悩みを抱えていたり、それぞれ辛い経験をしていたり。
温かくも冷たくもあり、いろんな感情がなだらかに込み上げてくる作品。
ハウがひたすら民夫を目指して走る。
その先々でいろいろな名前がついて、人を幸せにするハウの姿に泣かずにはいられない
でも愛犬がいる身としては全然納得いかない展開。
ああこういう考えもあるのか、と思いつつも見捨てられたような気分になってしまった、、
ハウが幸せならそれでいい?
ハウの幸せの基準は何で決めるのか。
民夫が見ているのは、ハウではなく周りの人の状況。
ハウがどうして今ここにいるのか。それを全く考えず、しかもハウまで巻き込んで状況に流されていいものなのか。
ハウがいることで周りは確実に幸せになっていたが、「飼い主とは」という疑問が残る。
民夫の知らないハウの冒険のゴールは大好きな民夫だったんじゃないのかしら
ハウにも途中で何度か自分の意思で決断しなきゃいけない場面があったけど、民夫を選んで走り続けたのだし
民夫の気の弱さが究極すぎてどうしてもただの冷酷な人に見えてくる
たった1年で人も犬も変わってしまうの?
でも1年も一緒にいなかったのか、、、
こんな落ち込む映画はじめてでびっくりしています笑
でも、私の思う「理想の飼い主像」が全てではないことを知るきっかけにはなれたかな。
本当に、飼い主とは。改めて考えたい