炙り焼きカワハギ

この子は邪悪の炙り焼きカワハギのネタバレレビュー・内容・結末

この子は邪悪(2022年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

事前情報ゼロで観られました。
初手雑催眠でファンタジー了解したのでストレス無かったです。

身籠ったのが男の子 という点でうっすらと嫌な予感がしつつ。父死亡シーンで確信を得つつ。赤子が手を八の字に動かすのを見て でしょうね!!!!とまでなったのに「この子は邪悪」の文字が出るまでタイトルを忘れていたので出た瞬間「ァ貴様かーーーーーッッッッ!!!」と…新鮮なツッコミが出ました。良かったです。

全方位バッドエンドでしたね!
特に何も悪くないババアさんが可哀想でした。

母と妹は洗脳で記憶を植え付けただけの他人かと思っていたんですが、一応本人なんですね。この世界線だと人格や記憶、味覚や嗜好は魂由来なんですねー、興味深いです。

父の動機がまさか本当に愛だとは思いませんでした。本当は事故とか無くて(自作自演)、過去虐待を受けていた父(精神年齢が子どものまま)が、理想の家族ごっこがしたくて各所から他人を集めて入れ換えて、性格まで誂えて。それで「この子は邪悪」なのかとか考えてました。一ミリも掠ってなくて笑う。

ウサギさんはウサギさんのナリしてるから可愛いんだな~!と痛感できる一作。
僕もプロスポーツ選手とかと入れ替わってみたいな、一週間くらい。きっと全身の筋肉が台無しになることでしょう。

評価に関係ない呟き:愛した女の胎から産まれてくるオッサン、流石にキモすぎる