Clary

凪の島のClaryのネタバレレビュー・内容・結末

凪の島(2022年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

山口ではないけど瀬戸内の島が近い地域で育ったので
瀬戸内海の島の風景が親近感感じるし美しい。
あの美しさ理解できるのは大人になってからだけど。

それぞれが痛みや弱さを抱える姿を描きながら、
明るい話題や冒険心など
まさにひと夏過ごしたような感覚。
それぞれの役者さんの良い味が出ていた。
徳井さんにあの役、あのような台詞を語らせたのはご本人にも重ねてしまう。

個人的には、どうやっても癒せない傷を受けた時は
どれだけ時間が経とうが、相手がどれだけ改心しようが、受け入れない選択も尊重されるべきだと思っている。
同時に、その選択肢も含めた上で、新たに関係築き直す、
という選択になるのも尊重されるはず。
やり直せる、という可能性を摘まない人生、社会がいいな、とぼんやりと。

エンディング含め、音楽もとてもいい色付けだった。
Clary

Clary