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太陽への脱出のseapony3000のレビュー・感想・評価

太陽への脱出(1963年製作の映画)
4.0
昼でもサングラスの武器商人、一度は死んだ男・裕次郎。バンコクでの夜の路地裏も良し、梅野さんがバスルーム押しかけてきてシャワー越しの会話、スタイリッシュ舛田利雄演出がキマッている。拳銃片手で花嫁姿の岩崎加根ちゃん素晴らしかった。バンコク脱出で終わるのかと思いきや、帰国してからの国家の闇パート、かなり詰め込みすぎで全体的に長いしクドいけど、武器工場から退避する工員たちを逆行していく裕次郎→蜂の巣喰らってゴミのように片付けられるクライマックスよかった。落ちたサングラスの両レンズに映るメッセージ含んだ日の出…これやりたかったんだな…。裕次郎がすれ違いざま刺される場所は銀座のジュリアンソレルの前。
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