親友の自死をニュースで知った上に周りでは心無い言葉が交わされているという重苦しい始まり方ではあるもののそれでも最後には「生きよう…」と思わせてくれる物語。
親友マリコの遺骨を胸に海へと向かうシィちゃんが途中で出会うマキオが押し付けがましくなく、かといって突き離す訳でもなくそっと手を差し伸べてくれてる感じで偶然の出会いにも必然的な意味があり、そして時に助けになるのだと思った。全てを明確にせず、しぃちゃんの表情でそれぞれの解釈をさせてくれる終わり方もとても良いし好きな映画になった。
是非原作を読もうと思う。
