Ryosuke

マイ・ブロークン・マリコのRyosukeのレビュー・感想・評価

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)
4.0
1回目の感想(2023/1/8)
フィクションにおけるリアリティについて考えた映画。

「意味のわからなさ」って、「リアリティの無さ」なのかなって思った。

そういう漫画を「エモい」って言って、感傷的になるのは嫌いじゃないけれど、映画はそうでないかもしれない。

『魔女の宅急便』や『ハリー・ポッター』みたいな傑作と言われるファンタジー映画は、設定と演技の双方にリアリティを感じる。
(「ああ、この世界ではこれが普通なのか」と思っている気がする。)

窪田正孝の演技は、設定の不自然さを凌駕しているように思った。
初めて、好きな俳優ができたかもしれない。
Ryosuke

Ryosuke