Amazonプライムで配信しているという広告を見て面白そうだったので鑑賞。
主人公と友達の遺骨が2人で旅をする映画で先を読めない展開が続き、平凡な展開が多いヒューマンドラマの作品群の中で突出した作品だと思いました。
マイコの遺骨を奪うために家に突撃するシーンでの永野芽郁の演技にとても引き込まれたし、迫力が凄くて驚きました。
そして散らかった部屋でタバコを吸ったりする汚い永野芽郁を観れたのが良かったです。
遺骨がトモヨを眺めるようなシーンがありマイコがそこにいないのに2人が遊んでいるかのように見せる撮り方をしているのが面白かったです。
ラストの手紙を読むシーンは内容を見せず2人だけの秘密になっていて、幼少期から2人で1人のような変わった関係性で2人だけの世界があるのを最後まで保ってくれていたことにホッとした気持ちになりました。
劇中で窪田正孝がボソッと言った「もういない人に会うには自分が生きているしかない」という言葉が胸に刺さりました。