儚くて危うくてかわいくて親友に依存してしまうマリコ
奈緒さんの演技力すごいなと、この作品で痛感
下劣で最低な父親がいる家庭環境で育ったマリコを
受け止めたり本気で叱ったり優しく包んだり、
マリコを苦しめる相手にブチ切れていたしーちゃんはかっこいい
こんな親友がいたけれど
辛くてどうしようもなくて、
マリコは死を選ぶしかなかったんだね
幸せになれないと
自分の人生を諦めたように笑うマリコの笑顔が
とても印象的だった
笑っていない笑顔だった
亡くなった人と会うには、生きていくしかないんだなあ
思い出したり夢で会えたり遺された物に触れたり、
生きてさえいたら美化された思い出に耽ることだってできる
最後の、マリコからの手紙を
しーちゃんが泣きながら笑顔で読んでいたけど
どんな内容だったんだろう
その瞬間マリコとまた会えたかな