岸くんファンではありませんので、何のひいき目もない映画レビューです。ふふっと笑える所があり、ショウタも応援したくなるようないい奴。特に吉岡里帆が出たあたりから安定して観れた。舞台設定やコテコテのヤンキーファッションが平成みたいでひと昔前な印象。最初は学年カーストの成り上がり話かと思ったら、アクションコメディで途端にシリアスになり、そうかと思えば意外に爽やかな終わり方をした。爽やかな余韻。ただね、リアリティや細かなところを考えていくと「なんで一介の高校生が半グレ大人集団と闘っているんだ・・・？」「悪役のアジトって広いけど工場でもないし事務所っぽくもないし何してる場所なの・・・？」と悪役の設定がフワッとしてるとことか、「言うて田中圭が18歳はさすがに無理があるな？よく見ると役者皆アラサーかアラフォーじゃない？」とツッコミが止まらなくなる。そこを片目瞑って楽しめるかどうかな感じ。現役高校生が見たらより一層年上の俳優陣だらけの高校生達で違和感が強いのでは？
