G組にしかない大切な青春をもっと楽しめ…
女子に人気の高い男子校へ転入するも問題児ばかりが集まる"最底辺"クラスの1年G組に振り分けられた門松勝太。
個性豊かなクラスメートや上級生たちと共に学園生活を全力で楽しむ中、突如、凶悪事件が発生する。大切な人を救うため、そして仲間たちとの絆を守るため勝太は、壮絶な戦いに挑み…
ストーリーはこんな感じ。
キネマ旬報の2023年邦画部門読者選出ランキング1位になった作品。
ヤンキードラマ"ナンバMG5"と同じ原作者の作品だから期待はしてたけど、それ以上だった。
今回の主役、門松勝太はちょっとおバカで真っ直ぐな奴。ポジティブシンキングな奴でもある。最初は、女性にモテたいだけの奴かと行動や言動から、そう思ってたんだけど、結構友達思いだし、軽薄な奴でもないことが解ってくる。それにケンカが強い！
"ナンバMG5"の難破剛もそうだったけど、強そうに見えないのにホントは…って感じで観ていてなんか清々しい！
後はキャラが立ってるね。
勝太の友達になる梅田は昭和な感じの男、肝田は名前の通りキモいオタクだし、薙はパリピだし。
それに瀬名！女の子にモテモテなのに実は女性が怖かったりする。そしてドが付くくらいの天然でもあるし。
だから勝太との会話も、時たま噛み合わない事も…
先輩たちも強烈だよね。3年の伊達なんて屋上から飛び降りてもどうもないんだから。それに比べると八神はおとなしめだけど、2人ともハンパなくケンカが強いしね。
ストーリーの方はベタなんだけど、なんか笑える！"ナンバMG5"もそんな感じで面白かったしね。
続編も作られるんだろうなぁ。
勝太が仲間から逃げ出すように転校して来たとか、勝太にケンカを教えた人物も解らないままだしね。
