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ブラウン・バニーのあのレビュー・感想・評価

ブラウン・バニー(2003年製作の映画)
4.0
汚い窓の車窓から見えるアメリカの風景が美しい。本編よりギャロのコメンタリーで見た方が面白かった。全編ギャロの自虐的なコメントに載せて観る映像が何か心地よい。冒頭から「カンヌの客は五分で半分いなくなった」「借金して映画作って彼女もいなくなっていった」「俺がいいと思うものは他のヤツは誰もいいと思わない」「いったい俺は何の為にこの映画を…」自分の顔を見て「醜い醜男が映っている」だのそんなナイーブな感性を持つギャロのコメンタリー。自分はこの映画好きです。
あ