舞台挨拶付き凱旋プレミア試写会にて。
リンゴの木の下でを歌われた倍賞さんには拍手。あれを聴いてから観る映画は結構違うと思う。
簡単に感想を書けない
フィクションだけど、妙なリアリティに、重いと感じるより、胸のあたりがうぅってなるような嫌な感じに襲われた。
私も無知というより無関心なんだと思う。
市の職員や、コールセンタースタッフみたいに、知らなければ、何も思わずあんなことも淡々とできてしまうか。少しでも関わりができた途端に、淡々とした関係に血が通うのも、この世界だったらどういう見え方をするんだろう、、それぞれの登場人物のシーンの終わり方に余白が残っていることで、自分だったらこの後どうするか考えをめぐらせられる構成すごい。
ミチの目がすごく澄んでいて綺麗だった。
ヒロムのおじさんが現れてからの人間味がポロポロ出てくるのがすごくリアル。河合優実さんあのシーンとセリフ量で、印象が濃すぎ。
この制度が自分にどうこうとはまだならなかったけど、祖母が一人暮らしだから、ミチの1人のシーンはどうしても辛かった。ご時世的になかなか会えないけど、会える時にはたくさんお話しようと思った。
