劇的に何かが起こるわけではなく基本高齢者目線での人生が描かれるなか、どのように死ぬことが自身にとって適切というか、幸せというか、生まれてきたこの命これまでの営みにどのような選択が最適解なのか、その余地があるのか無いのか、まだまだ自分には年齢的には先ゆえにリアリティをもって検討はできない側面もあるが、いづれ皆高齢者となるため色々考える映画だった。60代くらいになってからまた見たい。
良かった点、高齢者を所謂老害扱いする場面がなかったところ。年齢ゆえに何かと困難な場面に直面はするが、悪態を吐く人やシーンがなかったのが良かった。