naosuga

(ハル)のnaosugaのレビュー・感想・評価

(ハル)(1996年製作の映画)
4.5
素晴らしかった。ハルとほしの関係の深まりを丁寧に描いていて頭が下がる思いだった。森田監督について食わず嫌いだったと反省。そもそもはおれが好きな村上春樹の本を読んでいたら、この映画のことが出ていたので観たのだが、本棚に村上の本が並んでいて笑った。村上とアメフットというおれの大好物が盛られていたのは興味深かった。劇中、メールやり取りの中で、おれの気になった言葉をあげておくと、「恋愛は、もう一人の自分を選ぶ事なんじゃないかと思っています」「人間って、つまらないイメージというか想像力で、かなりストレス起こしていますよね。自分だけの思い込みが間違ってるかもしれないのに……。」
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