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じゃりン子チエのponyoのレビュー・感想・評価

じゃりン子チエ(1981年製作の映画)
5.0
アニメである必要性については後々問う。父親と母親と娘の気持ちに、とても共感できる話だった。家族に対する気持ちが少し晴れた。やっぱり走ったり歩いたりするアニメーションは見ていてとっても気持ちがいい。劇中の表情の描き分けなんて3DCGは出来ない、つまりキャラクターの素体を使いまわす方法は、チエの時々見せる女性らしい表情など、根本から変えてしまわないと表現できるはずない。見ていてとても楽しい作品だった。平凡なテーマがどうしてこれほどまで奥行き深い作品に仕上がるかと言えば、人物描写に関して、とんでもない秘密があるのだと思うけれど今の自分にはよくわからない。アニメである必要性というのも結びつけることができる気がする。自分の良かったと思う内容を細かく分析できないのはつらい。
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