花札渡世のhummingbirdのレビュー・感想・評価

任侠映画は苦手意識があって初めて見たけど、これはあまり任侠映画っぽくないらしく、初めて見るにはよい作品だったかなと思う。
キャラが立った登場人物と、各俳優の存在感、構図の決まったかっこいい映像、熱い熱い展開の物語と、見どころたっぷりでしびれた。
とびらを開けたらそこには…という結末をワンカットで撮ったラストシーンがかっこよく、帰るのを忘れて、劇場のいすに座りこんでしまった。

「滅びの美学 任侠映画の世界」＠シネマヴェーラ渋谷