byebyeblackbirdさんの映画レビュー・感想・評価

byebyeblackbird

byebyeblackbird

映画鑑賞の記録。東京の名画座で映画を見ています。

映画(864)
ドラマ(0)

続・名もなく貧しく美しく 父と子(1967年製作の映画)

-

メロドラマだった前作に比べると、映像も凝っていて最近の作品っぽいテイストで、一郎ちゃんの大きくなった姿は親戚の子を見るようでめんこくて、途中まですごく楽しんで見られた。
でもずっと朴とつだった桂樹がキ
>>続きを読む

狼の王子(1963年製作の映画)

4.0

これは!素晴らしい作品!
「北九州の狼」と呼ばれた極道の半生をその時々の時代を絡めて描いた作品で、時代にエネルギーがあった前半はエネルギッシュに、段々しらけてくる後半は淡々としている。そのエネルギッシ
>>続きを読む

怪談蛇女(1968年製作の映画)

-

地主の過酷な仕打ちに対する小作人一家の復讐劇。最近のホラーは怖そうで見られないので昔の怪奇映画はありがたい。
小作人一家の受難の場面はつらいけど、復讐が始まってからは、どうやって怖がらしてくれるんだろ
>>続きを読む

荒野のダッチワイフ(1967年製作の映画)

-

チラシに「リンチの元祖」と書かれていて、訳の分からない映画だと嫌だなと思って見たけど、大体の話は分かるし、意外と見やすいと思った。途中シュールな展開だと思ったところがあったけど、後でちゃんと理由が説明>>続きを読む

ゴメスの名はゴメス・流砂(1967年製作の映画)

-

仲代達矢が行方不明になった友人を探すうちに、自分の身代りに男が殺され、「ゴメスの名は…」という謎の言葉を残す。
ストーリーを聞くと面白そうだけど、5話のドラマを96分(データでは86分になってるけど、
>>続きを読む

新・三等重役(1959年製作の映画)

-

52年の「三等重役」のリメイクかと思ったら違う話だった。関西の会社の話なのに関西弁をしゃべる人としゃべらない人がいることからして、ゆるさが分かるサラリーマンもののコメディ。
途中まではそれほど面白いと
>>続きを読む

別れて生きるときも(1961年製作の映画)

-

前科者の父を持ったために苦労する司葉子の一代記。この手のどんどん話が進んでいくタイプのメロドラマは苦手なので評価が難しい。
いかにもDV夫に見える芥川比呂志、いかにもおぼっちゃまに見える児玉清が良かっ
>>続きを読む

ラッキーさん(1952年製作の映画)

3.8

サラリーマンの悲喜こもごもを描いたコメディ。冒頭から映像が凝っていて、しゃれた雰囲気も良かった。
社長の替え玉を演じる斎藤達雄、マラソンで迷子になる堺左千夫、生意気な給仕など、楽しい。
桂樹と杉葉子の
>>続きを読む

われらの時代(1959年製作の映画)

-

自分向きの作品ではなかった。ストーリーはピンとこないし、映像もとんちんかんに感じてしまった。同じ監督のフィルム・ノワールは好きなんだけど。

「日本ヌーヴェルヴァーグとは何だったのか」@シネマヴェーラ
>>続きを読む

サラリーマン出世太閤記(1957年製作の映画)

-

楽しくて、見ていて目じりが下がってくる。5部作の1作目なので、まだ出世はあまりしないけど、痛快なストーリーに、どうでもよさそうに見えてすごく楽しい加藤大介の相撲シーンや桂樹の野球の応援など、見どころい>>続きを読む

ぶらりぶらぶら物語(1962年製作の映画)

-

日本各地に食料を備蓄している桂樹の生活は楽しそう。けど、理屈はいいから子供と桂樹のエピソードがもっとあるといいのにと思ってしまった。タイトルバックがかわいい。デコちゃんの衣装は全部すてき。錦帯橋が出て>>続きを読む

若い獣(1958年製作の映画)

3.8

あまり期待してなかったけど、ある種の人生の現実を描いていて面白かった。
河津清三郎と団令子がデキてしまい、団令子の婚約者の久保明を実にたやすくだますところが面白い。団令子が女給になって変化したことを一
>>続きを読む

一寸法師(1955年製作の映画)

-

映画終わって帰るときに、歩道の端にある車道との仕切りの小さな柱みたいなものに布がかかっていて、大きさからして一寸法師!と思って、一瞬ヒヤッとしてしまった。(映画は寝てしまいました)

「こわいはおもし
>>続きを読む

八つ墓村(1977年製作の映画)

-

前に見たときに山崎努が怖すぎたので、その後上映があってもパスしていたけど、勇気を振り絞って鑑賞。まさにその山崎努が桜の咲く中弾薬ベルトをたすきがけにして走ってくるシーンが、禍々しくもすごくきまっている>>続きを読む

非行少女(1963年製作の映画)

-

不運でつらい境遇にいる(だからこそ?)主人公の少女と青年の瑞々しい姿に心打たれた。この後なんとか幸せになってほしいと思わずにはいられない。演じる和泉雅子と浜田光夫が素晴らしい。
しかし、この映画を見る
>>続きを読む

彼女だけが知っている(1960年製作の映画)

-

日本ヌーヴェルヴァーグ特集の中で見た作品で、ヌーヴェルヴァーグがよく分からなくて何か怖そうと思っていたけど、割と普通のサスペンス作品だったので安心した。
被害者の女性の苦悩が伝わってきて、胸が痛い。犯
>>続きを読む

狐と狸(1959年製作の映画)

-

詐欺まがいの行商人を描いた作品で、短いエピソードを積み重ねたコメディと思って見ていたら(東宝喜劇に対する勝手なイメージのため)、途中のエピソードはクライマックスへの布石になっていたので、驚いた。しかも>>続きを読む

三等重役(1952年製作の映画)

-

南海商事の社長の日常を短いエピソードを重ねて描いた物語。割りとゆるい感じの作品だけど、段々と社長の河村黎吉の良さが見えてきた。脇をかためる役者が豪華で、藤間紫は昔からあの手の役ということも分かった。>>続きを読む

三味線とオートバイ(1961年製作の映画)

-

日本ヌーベルバーグ特集で見たけど、割と普通のホームドラマで拍子抜けした(その方がよかった)。タイトルバックがすごいオシャレ。モリマがある事情から桑野みゆきに実に優しするので、なんて大人でいい人なのと思>>続きを読む

やがて青空(1955年製作の映画)

-

桂木洋子と小林桂樹がライバルの記者という設定で「お、王道のラブコメか?」と思ったら、全然それを生かした展開にならない不思議な作品だった。それでも、コミカルな内容で安心して楽しめるし、桂木洋子のツンデレ>>続きを読む

名もなく貧しく美しく(1961年製作の映画)

-

桂樹とデコちゃんが出会うあたりまで見て、心洗われるような感動作かと思ったら、子供がなつかなかったり、兄弟に悩まされたり、貧乏がつらかったりと、ハードな内容になっていくのが面白かった。「無防備都市」のオ>>続きを読む

みな殺しの霊歌(1968年製作の映画)

4.5

残酷な犯罪をスタイリッシュに描くアバンタイトルがかっこよすぎて失神しそう。犯人の顔が出るタイミングや、後への布石があるのも素晴らしい。
本編も映像がとにかくかっこよくてキレキレ。うるさい音楽を流す場面
>>続きを読む

恐怖の逃亡(1956年製作の映画)

-

バーテンダーが猫を殺したことに激怒して、宝田明が「人を殺すのはわかるが、猫はダメだ」とか言うところが、現代でも通用するサイコパス感を出していて、戦慄した。最後は金が惜しくて1人で逃げようとするし、最悪>>続きを読む

その口紅が憎い(1965年製作の映画)

-

内田良平の主演作で、やったー!という気分で見た。シブかわいくていいぞ! ラストシーンがグッとくる。
好みからすれば、最後の説明は長いようにも思うけど、わかりやすいからまあいか。

「ニッポン・ノワール
>>続きを読む

死の十字路(1956年製作の映画)

-

死体を処分しようと思ったら、なぜか死体が増えてしまうという奇想天外なストーリー。よくこんなの思いつくな。

「ニッポン・ノワールII」@シネマヴェーラ渋谷

黒と赤の花びら(1962年製作の映画)

-

映像がかなり悪くて、顔など白いところが飛んでしまう場面があったのが気になった。
調査員の天知が話を聞きにいった相手が死んでいて、いったんその場を離れて戻ったら死体が消えていたというところで、面白そうで
>>続きを読む

四万人の目撃者(1960年製作の映画)

-

ヒットを打って3塁まで走った選手が塁上で死んでいたという冒頭からすごくワクワクするんだけど、中盤くらいで佐田啓二が関係者の恋人が犯人と急に言い出して、その推理がどこから来たのか不明なので、なんじゃそり>>続きを読む

父子草(1967年製作の映画)

-

いい話でジーンとしたけど、他人に素直に自分の境遇を話し、心を許す人たちが、今の私にはまぶしすぎた。

「Laputa Asagaya 20th anniversary もう一度みたいにおこたえします」
>>続きを読む

殺人者(コロシ)を追え(1962年製作の映画)

4.0

面白い! 特に刑事2人が団地の部屋にいる場面を工夫して撮っているのがすごいツボ。蚊取り線香をつけたり、しりとりしてるのも良かった。
冒頭の尾行シーンはサスペンスたっぷり、子供を助けてからの手帳落ちてま
>>続きを読む

霧の中の男(1958年製作の映画)

-

前半の犯行から霧が出て移動がままならなくなる展開が面白くて、木村威夫の美術、一つ一つの場面もかっこよくて期待したのだけど、途中ウトウトしてしまい、回想になるというのがあまりノワールっぽくない気もして、>>続きを読む

昭和刑事物語 俺にまかせろ(1958年製作の映画)

3.7

若いマコちゃんのキリッとした制服姿の写真、タクシー運転手のコスプレあり、社交ダンスシーンあり、ボートに乗る実に爽やかなシーンありで、アイドル映画的にキャーキャー思いながら楽しんでしまった(もちろん男ら>>続きを読む

マイマイ新子と千年の魔法(2009年製作の映画)

-

男性監督が女性や少女を主人公にした作品は「どうもなあ」と思うこともあるけれど、この作品は女性に理想をおしつけたりしていないし、幼なすぎる少女の恋愛でもない。監督さんは立派な大人なんだと思う。この人はこ>>続きを読む

暗黒街全滅作戦(1965年製作の映画)

-

赤いジャケットを着こなす佐藤允!

「Laputa Asagaya 20th anniversary もう一度みたいにおこたえします」@ラピュタ阿佐ヶ谷

姿なき目撃者(1955年製作の映画)

4.0

面白かった。最初は事件が起きそうな不穏な雰囲気にドキドキ、事件が起きてからはそれが原因で、転がるように悪事に手を染めていく様にハラハラし、最後は事件の鍵を握る少年が危険に遭わないか手に汗握った。
家の
>>続きを読む

左ききの狙撃者 東京湾(1962年製作の映画)

4.2

この映画がなぜ名作なのかはよく分かってないけど、すごく好きな作品。
最初はドキュメンタリータッチで地道な捜査を描いているけれど、西村晃が戦友の玉川伊佐男に会ったところから劇映画らしく展開が早くなる。
>>続きを読む

殺人と拳銃(1958年製作の映画)

-

50年代の邦画のクラシックな雰囲気が好きなので、何をやろうがほぼ満足なんだけど、オリンピックの射撃選手の警察官がプロフェッショナルなあまり変人で面白く、展開も早いので楽しめた。新橋ロケがすごい(群衆は>>続きを読む

>|