ムムム、感想を書くのが難しい映画を見てしまった。
とにかくブレンダン.フレイザーの復活!アカデミー主演男優賞おめでとうございます🎉
妻子を捨てて、教え子アランとの恋に走ったチャーリー
そのアランが亡くなったことから、喪失感を埋めきれず過食に走り、家から出ることもできない巨大な体になる。体調が思わしくなく寿命が短いと知っても入院を頑なに拒み、捨ててきた娘と関係を修復しようとする。
A24は好きなのと苦手なのと分かれるんだけど、これは苦手な方かもなぁ
作品を鑑賞するのに、「共感」は必ずしも必要とは思っていないけれど、チャーリーも娘も若い宣教師も物凄いエゴだよなぁ、、、
看護師のリズには心を寄り添うことができそう
(別れた妻にも寄り添える)
でも最近「エゴイスト」を観て、人を愛するエゴについて考えたばかりだった。
チャーリーのエゴは娘を愛する故だからこそ。
観た人と話し合いたい映画。
最近知人とルッキズムについて話したばかりでした。
見た目の良い人を優遇したり、見た目の悪い人を雑に扱ったりする外見重視思考の事。
わかってはいるけれど、やっぱり好みのタイプのタレントさんを良く思って応援したりする事はあるわけで、どこまでが許されるのか、一般人はダメで芸能人なら良いのか、などなど話しました。
そして今回本作の主人公チャーリーは家から出られない、落とした物を拾うことも出来ない巨漢の持ち主。寂しさからの暴飲暴食。
自分を律する事ができない人。
最後は授業中にPCぶん投げてしまうし。
私は外見はともかく、自分を律する事が出来ない人が苦手だなぁ。
ブレンダン.フレイザーはもちろん、リズ役のホン.チャウ、娘役のセイディー.シンク
みんな熱演でした。