終始どこか薄暗く悲しくも、美しさのある映画だった。
アパートの中から見る外の景色がまるでチャーリーの心情を表しているかのように移り変わる様が印象的に残っている。
娘の記憶で最期を迎えたいともがく様子が切なかった。
ブレンダンフレイザーのキャリアを知ると「人生でたった一度だけでも正しいことをしたと信じたいんだ!」という台詞が心にくる。
しかし娘のためとはいえ、なぜ頑なに病院に行くことを拒んだのかが少し疑問に残るが…
白鯨を読んでからもう一度鑑賞したらまた発見が得られそう。
それにしても特殊メイクってすごいなあ。素晴らしい演技に拍手!