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ザ・ホエールのaoのレビュー・感想・評価

ザ・ホエール(2022年製作の映画)
4.3
父の贖罪。
鯨には感情がない。

3:2のアスペクト比によって密室の緊張感が強調される。

父親としての懺悔、恋人としての後悔。

残された娘に僕の全てを託すこと。

立ちあがろうともがき、細い足首で床を蹴るシーンはまさに鯨が空をめがけて飛び跳ねる場面の様で、神々しさと残酷さがあった。
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