エロかった。
落ちの意味は、漫画ではわからなかったけれど、映画になってもわからなかった。
落ちも含めて漫画は好きで、定期的に読み返しているけれど、映画になると、生々しすぎる。
お腹いっぱいになりすぎる。
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「お腹いっぱい」について
同じ日に『第9地区』を見た。
視覚的にすごく楽しくて、たぶん『猿の惑星』の良さと似ていた。居ないはずの生き物が、ある程度違和感なく、そこにいる、みたいな。
『窮鼠はチーズの夢を見る』も濡場は多かった。けれど、ノイズにならずに見れていた。違いはたくさんあって。『ビリーバーズ』のときは、映画への集中力がなかったとか、女だったとか、セックスのためのセックスだったとか。
というか、映画って娯楽なんだから、ぼくの見たいものを見せてくれる作品がよくて。娯楽として、たぶんぼくの好みじゃなかった。
ある種の"アート"だっていうならば、漫画より良かったのかもしれない。
けれど、やっぱりお腹いっぱいだった。