YouTubeにて無料で観られてしまうマッドマックス怒りのデスロードの裏側を描いたドキュメンタリー。
映画本編は、繰り返し映画館に通ったほど大好きな作品の一つ。関連資料やインタビューもよく読んでいた。
なので撮影中いかにトラブルやすったもんだ続きで揉めていたか、完成に漕ぎ着けたのは奇跡のようだったとか、このドキュメンタリーで出される情報は既に知っていることも多かった。
40分しかないドキュメンタリーなので、シンプルに削ぎ落として綺麗にまとまりすぎているし。
でもやっぱり面白かったよ。
ジョージ・ミラーの、周りに理解されないほどの厳しい完璧主義…
セリフの少ない演技、役者に意図の伝わらないゆえのストレスや軋轢。
振り回されたスタッフキャストは溜まったものじゃないだろうけど、でも彼じゃないとあの衝撃的な映画は生まれなかった。
ラストのトム・ハーディが監督へ贈った言葉にグッときた。
これからもマッドマックスシリーズは度々見返して、勇気を奮い立たせたい。
