はい、恒例のカンフーという言葉に釣られての鑑賞でしたが···今回は“何してくれてんねん!”と、拳でツッコミ入れたくなる余韻。
そんな本作は、究極奥義“鳳鳴拳法”の使い手と新聞社の若き女社長が、朝廷と癒着する阿片組織の真相を暴き、国を変えようと奮闘する姿を描く。
とのことですが、クライマックスは父親の仇討ち要素が強くなりまして。
いや、それはそれでいいんですが、肝心の必殺の拳法の奥義が全く語られず···ラスト前もせめて懸命に鍛練するシーンがあるべきだったのに、バッサリ割愛してるし。
いくらB級作品と言えども、カンフー作品を名乗るならば最低限の描写はしましょう。