くぅーさんの映画レビュー・感想・評価

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Cloud クラウド(2024年製作の映画)

3.8

“どんどん湧き上がってる、同じような人間が…”

»転売で稼ぐ主人公に襲いかかる“集団狂気”の代償を描くサスペンススリラー。

で、いわゆる“転売ヤー”を黒沢清監督と菅田将輝で見せるということで興味津
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はたらく細胞(2024年製作の映画)

3.8

“お礼を言うなら頑張った体に言ってあげて。”

»体内ではたらく細胞を擬人化した同名漫画をの実写映画化で…親子の異なる体内ではたらく細胞たちの様子と、その親子の人間世界のドラマを描く。

で、原作は知
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.8

“なるほど、どういう米国人だ?”

»分断により内戦が勃発してしまった近未来の米国で、首都ワシントンに向かうジャーナリスト陣の視点からその戦況を描く。

話題になってた作品をやっと鑑賞…も、個人的には
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アイミタガイ(2024年製作の映画)

4.0

“アイ ミート ア ガイ…”

»ウェディングプランナーの女性は学生時代からの親友の女性カメラマンを事故で亡くし、心の整理がつかずに結婚に進めないでいたが、思わぬ出会いが重なる。

このタイトルが気に
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カーリングの神様(2024年製作の映画)

3.6

“迷った時はとにかく攻めろ!”

»本州最古のカーリング場がある長野県御代田町を舞台に、小学生時に幼馴染みと結成したチームでカーリング大会に優勝した経験を持つ女子高生が、国際大会が地元で開催されること
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若き見知らぬ者たち(2024年製作の映画)

-

“だから信じるですよ。だから信じる。”

»亡くなった父の借金返済と難病を患う母の介護をしながら昼夜働く兄、同様の弟は総合格闘技の選手で、兄にはそんな状況を理解して手伝う恋人も居た…同級生の結婚式に出
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炎上ドライブ(2024年製作の映画)

3.6

“私に執着してないで死ねばいい。”

»何者かに走行中の車のトランクに監禁され、ライブ配信を強要された人気ユーチューバーの恐怖を描くスリラー。

これはこのタイトルが気になっての鑑賞でしたが、そちらの
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箱男(2024年製作の映画)

3.5

“すなわち、あなただ。”

»ダンボール箱を頭からすっぽりと被り、覗き窓から世界を覗き見て都市をさまよう男の姿を描く。

で、やはりタイトルとキャストが気になりまくりの鑑賞でしたが…とりあえず2時間は
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国境ナイトクルージング(2023年製作の映画)

3.9

“♪アリラン”

»中国と北朝鮮との国境の街・延吉、結婚式参列で訪れた男は暇つぶしで観光バスツアーにし、ひょんなことからガイドの女性と親しくなり、その男友達の3人で数日を過ごすこととなる。

はい、こ
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トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦(2024年製作の映画)

4.5

“今夜は家から出るな”

»1980年代、香港へ密入国した男は黒社会のある組織に追い詰められて、逃げ込んでしまったのは九龍城砦で、何とかそこの兄貴の元で過ごすことになるが、男の知らなかった過去がやがて
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侠客-闇狩り-(2023年製作の映画)

3.5

“牢で達者に過ごせ、またいつか力を借りるぞ。”

»唐の時代、過去に未解決事件を解決しながら死刑囚となっていた男が、特別に長安で起きた怪事件の調査を任され、類い稀な知識と推理力で調査を進めるが、やがて
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ゼンブ・オブ・トーキョー(2024年製作の映画)

3.7

“私の中には間違いなくあの日が全部あるから。”

»アイドルグループの日向坂46の四期生11人が出演し…長野県から修学旅行で訪れた高校生が、東京の全部を楽しむため名所を巡る様子を描いた青春群像劇。
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チャチャ(2024年製作の映画)

3.9

“人間は面白おかしい生き物だ、見ていて飽きない。” by 電信柱

»人目は気にせず好きなように生きるイラストレーターのチャチャ、好きなものが正反対の男性と出会い、2人いたら丁度いいとして、勝手に彼
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スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム(2024年製作の映画)

3.4

“不思議ですよね…”

»人の心を操る天才的ブラックハッカーで、長い黒髪の女性ばかりをターゲットにした連続殺人犯である浦野善治…前作で巧妙に脱獄した彼は、ある目的のために韓国に移住していた。

で、個
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ヴェノム:ザ・ラストダンス(2024年製作の映画)

3.6

“さよならは別れじゃない。”

»ヴェノムの秘密を知るシンビオートの創造神“ヌル”が宇宙から飛来する中、一心同体で過ごしてきたエディとヴェノムは、特殊部隊に狙われる。

はい、第三弾にして最終章、副題
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ぼくが生きてる、ふたつの世界(2024年製作の映画)

4.0

“ろう だからって同情も心配もされたくない。これも人生なんだわ。”

»作家でエッセイストの五十嵐大による自伝的エッセイ「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30
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メイ・ディセンバー ゆれる真実(2023年製作の映画)

3.6

“私は無邪気なの、昔からずっと。ある意味優れた資質よ。”

»米国での36歳の女性と13歳の少年の実話スキャンダル、いわゆる「メイ・ディセンバー事件」から着想を得て…数年後の映画化という設定で、主演女
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DEADMAN 消された男(2024年製作の映画)

3.4

“李萬財”

»生きるために自分の名前を売った既婚男性は、“名義貸し”の雇われ社長となるも、やがて巨額の横領で逃亡犯の濡れ衣を着せられ、中国の私設刑務所に囚われるが、ある女性の力を借りて真犯人探しを始
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あの人が消えた(2024年製作の映画)

3.8

“寿司屋に来たのにガパオライスを出された気分ですね。”

»次々と人が消えると噂のマンションの秘密を知った宅配便の配達員の青年は、先輩とともに住人の正体を探ろうとする。

このタイトルが気になり鑑賞し
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スピーク・ノー・イーブル 異常な家族(2024年製作の映画)

3.7

“完璧な家族か、じゃあガキを救うな。” 

で、2022年のデンマーク作品『胸騒ぎ』の米国リメイク…中盤まではほぼ同じ展開で、それ以後は大胆に変えてましたね。

そう、オリジナルが陰とすれば、こちらは
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愛に乱暴(2024年製作の映画)

3.7

“ありがとう”

»夫の無関心や義母から受ける日々のストレスを紛らわすため、妻は石鹸教室の講師をしたり、手の込んだ献立にしたりと丁寧な暮らしを送っていたが、近隣の火事から始まったトラブルはやがて自分に
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このろくでもない世界で(2023年製作の映画)

4.0

“クソ野郎” “クソアマ”

»暴力が蔓延る町を舞台に、18歳の少年と裏社会に生きる男の運命を描くクライムドラマ。

タイトルが気になり鑑賞してみましたが、これまた終始しかめっ面でどっぷり浸からざるを
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ディスコーズハイ(2021年製作の映画)

3.8

“◯ァーーーック!!”

»音楽事務所で働く冴えない女性が、売れないバンドの最後のチャンスのミュージックビデオを何とか制作するが今一つの出来で、いよいよ解散危機に直面する。

タイトルが妙に気になり、
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マイ・スイート・ハニー(2022年製作の映画)

4.0

“キンパ、天国へ行く”

»家と会社を往復するだけの日々を送る製菓会社の優秀な研究員は恋愛未経験の独身男で、ひょんなことから底抜けに明るいシングルマザーに出会って、急接近されて“食べ友”になる。

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あみこ(2017年製作の映画)

3.9

“👊PURE”

やっとWOWOWで見れました、5年位前に映画好きをザワつかせてた本作…なるほどな迷える“ソウル”ンロールでしたねw

これも多くは語りません、と言うか語れませんので…でも、ついつい見
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東京カウボーイ(2023年製作の映画)

3.7

“バタンガ!”

»あるアラフォーの商社マンは米国モンタナ州にある牧場を和牛で経営再建するために現地に向かうが、同行者は入院するはめになり、東京の常識は通じずに行き詰まる。

あの井浦新の米国進出作品
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.8

“ジョーカーはいない。”

2019年の『ジョーカー』の続編…ミュージカル風ってアナウンスがあったので、別物と考えて映画館はスルーしましたが。

で、ストーリー的は確かにその後の続編で、前作が陽とすれ
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辰巳(2023年製作の映画)

4.2

“あんたが俺に何してくれたんだよ。”

»裏稼業で働く孤独なヤクザの辰巳は、ある日元彼女の殺害現場に遭遇することとなり、一緒にいた血気盛んな彼女の妹を助け出すが、その妹が復讐を始めて状況は悪化する。
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熱烈(2023年製作の映画)

4.2

“一直努力就会成功!!”

»中国の全国大会優勝を目指すブレイキンのプロダンスチーム〝感嘆符!〟、そのカリスマダンサーの代役に抜擢された青年はやがてカリスマダンサーがチームを捨てたので昇格し、練習を重
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スオミの話をしよう(2024年製作の映画)

3.2

“赫尔辛基(中国語)”

»大富豪の妻が失踪したことを知って集まった5人の男たちが、彼女について語り繰り広げていくサスペンスコメディ。

で、個人的に前作『記憶にございません』で少しは盛り返したかと思
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トラップ(2024年製作の映画)

3.8

“罠を仕掛けられたのはライブじゃない。”

»娘とライブに出かける愛情深い父親だが、実は凶悪な殺人鬼だという裏の顔を持ち、犯人逮捕のために警察が巨大ライブ会場に罠を仕掛ける。

何だかんだで見てしまう
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小説家の映画(2022年製作の映画)

3.7

“編集をしてる間、少なくとも300回は見ただろう、最初から最後まで。”

»長らくペンを執っていない女性作家は、今や引退同然の女優と偶然出会い、意気投合して一緒に短編映画を撮ろうと提案する。

なるほ
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禁じられた遊び(2023年製作の映画)

2.9

“生きている人間よりもっと怖いのは、一度死んで生き返った人間だ。”

»愛する人を蘇らせる禁忌の呪文によって引き起こされる恐怖を描く同名ホラー小説を実写映画化。

で、あの霊能者が登場した時点で本気で
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チャーリー(2022年製作の映画)

4.5

“受難の正義の物語”

»過去のトラウマから他人と距離を置く孤独で粗暴な男性が、1匹の犬チャーリーと出会ってから考え方を改め、やがて共にヒマラヤを目指して旅する姿を描く。

はい、これは今は亡き我が愛
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私たちの恋が香りとして残る時/私たちの愛が香りとして残る時(2023年製作の映画)

3.3

“S・A・R・A・N・G”

»偶然手に入れた謎の香水によって人生が変わってゆく男の、恋の顛末を綴る韓流ラブコメ。

これは邦題が良さげだったので鑑賞したんですが…吉本興業系の作品にありそうなテンショ
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ポライト・ソサエティ(2023年製作の映画)

3.8

“I am the Fury ! ”

»ロンドンのムスリムな家庭の女子高生はスタントウーマンを夢見ていて、彼女の唯一の理解者は姉だったが、そんな姉が富豪の息子と結婚することになるも、富豪の家庭に違和
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