くぅーさんの映画レビュー・感想・評価

くぅー

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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.0

“パパ、 パパ。”


»1981年の夏のアイルランド、大家族の中で静かに暮らす9歳の少女コットは、変わった子ども言われていたが、母の出産で夏休みを親戚夫婦の家で過ごすことになる。

これはラストでや
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バッドボーイズ RIDE OR DIE(2024年製作の映画)

3.6

“お前はバッドオオカミだ!”

»マイアミ市警の名物コンビ、マイクとマーカスを描く第4弾…彼らの亡き上司に麻薬カルテルと関係があったという汚職疑惑が浮上し、2人は独自に捜査を開始する。

はい、復活の
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ヒューマニスト・ヴァンパイア・シーキング・コンセンティング・スーサイダル・パーソン(2023年製作の映画)

4.1

“吸血鬼にも心はある。”

»感受性が豊かすぎて人を殺せないヴァンパイアの少女サシャは、自殺願望を持つ孤独な青年ポールと出会い、ポールは自分の命をサシャに捧げることを申し出る。

これは心憎い愛しき吸
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毒親<ドクチン>(2022年製作の映画)

3.7

“信じる心は傲慢と偏見をもたらす。”

»模擬試験の日、学校に行かず姿を消した優等生だった女子高生はキャンプ場で遺体となって発見され、母親は犯人を探してと警察に食ってかかるが…。

はい、毒が付く韓国
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ボストン1947(2023年製作の映画)

4.1

“お母さんが ‘したいことをして生きろ’ と。”

»1936年のベルリン五輪のマラソン競技、日本は世界新記録で金と銅のメダルを獲得したが、その選手は日本の植民地支配下だった韓国のソン・ギジョンとナム
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I WILL SONG 私から貴方へ(2021年製作の映画)

3.4

“自分を愛してください、それが最高の癒やしに。”

»自然の美しい地で、傷ついた若手歌手と若手映画監督が出会い、新たな生き方を見つけるドラマ。

これはタイトルが気になり鑑賞してみましたが、こんなフォ
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ノリャン―死の海―(2023年製作の映画)

3.5

“太鼓を止めぬか。”

»日本の朝鮮出兵から7年の1598年、豊臣秀吉が没して日本軍は撤退が決まり、最前線の小西行長は明軍(中国)に賄賂をおくって退路を確保しようとするが、朝鮮水軍を率いるイ・スンシン
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YOLO 百元の恋(2024年製作の映画)

4.2

“私 勝ったよ。” “ん?” “何でもない。”

»無職で怠惰な生活を送る32歳の女性は妹と大喧嘩して実家を出る羽目になり、偶然出会ったボクサーに一目惚れして、ボクシングを始めてしまう。

やっと見れ
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私にふさわしいホテル(2024年製作の映画)

3.9

“私は枯れない!”

»昭和の文壇を舞台に、大御所の酷評を受けた不遇な新人作家の逆襲を描いた同名小説を映画化。

はい、今年の映画館始めは初笑いと共に…むしろ、コメディエンヌにふさわしい のん ってタ
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犯罪都市 PUNISHMENT(2024年製作の映画)

3.8

“俺は警察官だから殺さないように手加減して殴る。でも、お前は例外だ、好きにやるよ。”

»型破りなマ・ソクト刑事の奮闘を描くシリーズ第4弾…2018年、韓国とフィリピンの2か国を股にかけて悪事を働く違
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赤羽骨子のボディガード(2024年製作の映画)

3.4

“ここで諦めたりしない!”

»とある事情から100億円の懸賞金をかけられた、幼なじみの赤羽骨子を守るためにボディガードとなった男子高校生をいた人気マンガの実写化。

はい、面白そうなタイトルに釣られ
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明日を綴る写真館(2024年製作の映画)

3.8

“音が鳴るんです。”

»写真業界でトップに君臨するも全くしっくり来てない若手カメラマンだったが、さびれた写真館を営む老いたカメラマンの写真に心を動かされ、華々しいキャリアを捨て弟子入りを志願してしま
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壁越しの彼女(2023年製作の映画)

3.6

“真心を尽くすだけでいい。”

»隣室との壁が薄く防音がまったくされていない部屋に住む男女が、騒音トラブルをきっかけに恋愛へ発展していく様を描くロマンティックコメディ。

はい、これはかなり強引な設定
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ラブリセット 30日後、離婚します(2023年製作の映画)

3.9

“私たちの記憶が戻りませんように。”

はい、韓国から新たなラブコメがまた参上…恋愛映画やドラマあるあるをぶっ込みまくる面白さは大胆にもほどがあるw

で、いきなり映画みたいな逆『卒業』から始まる本作
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映画 おいハンサム!!(2024年製作の映画)

3.9

“幸せになってくれて ありがとうございます!”

はい、TVドラマの劇場版で、個人的には2ndシーズンからハマり…無駄にハンサムな父親のいる伊藤家を描くドラマは一味違うオフビートなので、勝手におハビー
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ハロルド・フライのまさかの旅立ち(2023年製作の映画)

4.1

“✨”

»ある返信の手紙をポストに投函するだけだったのに、英国横断の約800kmを歩く旅に出てしまった老人ハロルド・フライの姿を描く。

うむ、これは久しぶりに正にロード・ムービーを堪能した余韻…ひ
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ソウルの春(2023年製作の映画)

4.4

“お前は大韓民国軍人としても人間としても失格だ。”

»1979年12月12日に実際に起きたソウル市で発生した粛軍クーデターを題材に、独裁者の座を狙って政権奪取をもくろむ男と、その暴走を食い止めようと
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アビゲイル(2024年製作の映画)

3.7

“大事なのは逃げずに向き合うこと。”

»年齢や経歴などを互いに知らない男女6人の犯罪グループは、大富豪のバレリーナの娘を誘拐して一晩監視することとなったが、何と彼女はバンパイアだった。

これは『ブ
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蛇の道(2024年製作の映画)

3.5

“蛇か、その目つき。”

»1998年に公開された黒澤清監督のリベンジ作品を、フランスに舞台を移して監督がセルフリメイクした日仏共同製作作品。

で、オリジナルは恐らはく見てないので、興味深く見始めた
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バジーノイズ(2023年製作の映画)

4.0

“そっちで死んだ顔しとるんなら、それは死ぬほど嫌や!”

»音楽を奏でることだけを生きがいにしている青年は、あえて孤独にストイックな生活を送っていたが、彼の部屋から漏れた音楽を好む上の部屋の女性との出
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かくしごと(2024年製作の映画)

3.8

“あの人です。”

»絵本作家の女性は絶縁した父が認知症となり、仕方なく山奥の実家へ戻って介護をし始めるが、そんなある日に山道で少年と接触事故を起こし、警察には届けずに少年を家に運ぶと、記憶を失ってい
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温泉シャーク(2024年製作の映画)

3.3

“バス・バスターコール(温泉地破壊指令)”

»暑海市の温泉地に襲いかかるサメの恐怖を映し出す特撮アクション。

ってな訳で、定期的にB級作品を欲するんですが…これは湯ザメしちまった余韻にw

うん、
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あまろっく(2024年製作の映画)

3.7

“しばきまげるぞ!”

»理不尽なリストラで失業した39歳の独身女性は、兵庫県尼崎市の工場を隣接する実家へ戻ってニートな生活となったそんなある日、父親が突然再婚すると言いだして、挨拶に来たのは何と20
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ブルーピリオド(2024年製作の映画)

3.8

“この世界の誰よりも俺は俺の絵に期待している。”

»男子高校生が一枚の絵をきっかけに美術に目覚め、国内最難関の美術大学を目指して奮闘する姿を描く、人気漫画の実写化。

はい、これも予告編からスクリー
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THE MOON(2023年製作の映画)

3.7

“君は父さんを許さないと。”

»2029年、韓国初の月面有人探査を目指す3人のクルーを乗せたロケットは宇宙へ飛び立つが、太陽風の影響で死亡事故が起き、唯一残された新人宇宙飛行士を生還させるため、5年
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恋するプリテンダー(2023年製作の映画)

3.8

“港湾救助隊を…呼んでくれ!”

»夫妻のふりをした出会いで始まったが即破局した男女、半年後にまさかの気まずい再会があり、さらにオーストラリアでの結婚式にそれぞれ参列するが、ひょんなことから恋人のふり
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わたくしどもは。(2023年製作の映画)

3.6

“わたくしたちは誰だったんでしょうか?”

»新潟県は佐渡島を舞台に、記憶を失った男女の謎めいた日々と運命を描く。

これは主演2人の組み合わせ見たさでしたが…思ってたのとは違い、神秘的でもある佐渡島
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

4.1

“まぁいいか、ボクもお母さんのことだけは信じちゃってるから。”

»中国作家の小説「悪童たち」を沖縄を舞台にして大胆に映画化…殺人犯と彼の犯行を偶然目撃した少年たちを描く。

はい、ポスターのビジュア
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告白 コンフェッション(2024年製作の映画)

3.4

“ そのこと って何だ?”

»大学山岳部OBで親友の2人の男性は、過去に山で事故死とされた女性の慰霊登山に出かけるが猛吹雪となり、その死にかけた時にある告白をされて、何とか2人とも山小屋にたどり着い
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ディア・ファミリー(2024年製作の映画)

3.9

“私が、ここまで頑張れた理由はたったひとつです。”

»娘の命を救いたい一心で医療器具の開発に挑み、のちに17万人もの命を救うことになるIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルを生みだ
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モンキーマン(2024年製作の映画)

3.7

“自分が何者かを思い出す時”

»幼い頃に母を殺され、闇のファイトクラブで〈モンキーマン〉を名乗る男…自分から全てを奪った悪党たちとリベンジの死闘を繰り広げる。

これはあのデヴ・パテルが監督デビュー
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正体(2024年製作の映画)

4.2

【my映画館2024 #43】
“信じたかったんです、この世界を。”

»一家殺人事件の死刑囚として服役中の若い男が救急搬送を装って脱走し、彼を追う刑事が逃走先で容疑者と出会った人々との取り調べから、
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コットンテール(2022年製作の映画)

3.7

“今みんなでここに居る、母さんが望んだとおりに。”

»亡き妻の散骨の願いを叶えるため、東京からイギリスの湖水地方へと向かい、過去を振り返りながら息子との絆を取り戻すロードムービー。

はい、日英合作
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パリ・ブレスト 〜夢をかなえたスイーツ〜(2023年製作の映画)

3.6

“パティシエの世界王者をあなたのパティスリーに置ける。いい条件では?”

»22歳でパティスリー世界選手権チャンピオンに輝いた天才パティシエ、ヤジッド・イシュムラエンの自伝を映画化したサクセスストーリ
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ターゲットー出品者は殺人鬼ー(2023年製作の映画)

3.7

“はっきり警告したからな。”

»ネットのフリマサービスでのトラブルをきっかけに、犯罪に巻き込まれる女性の恐怖を描くサスペンススリラー。

これは日本でリメイクしたら『スマホでフリマの買い物しただけな
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星くずの片隅で(2022年製作の映画)

3.9

“俺たちは塵より小さい、神も見逃すほどだ。でも、平気さ。お互いを見れたらいい。”

»コロナ禍の香港で清掃会社を営む独身男とそこで働くことになったシングルマザー、都会の片隅で何とか生き抜こうとする姿を
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