くぅーさんの映画レビュー・感想・評価

くぅー

くぅー

映画(3784)
ドラマ(81)
アニメ(0)

スイート・マイホーム(2023年製作の映画)

3.7

“[理想の愛]です。”

»寒がりの妻と娘のために「まほうの家」と謳われる、地下にある巨大な暖房設備で家中を温めることができる家を建てた夫、2人目の娘も生まれて幸せの絶頂だったが、やがて関係者が次々に
>>続きを読む

ロスト・フライト(2022年製作の映画)

3.8

“1つ1つ着実に”

»新年初日のフライトでシンガポールから東京経由でホノルル行き担当の元軍人の機長は、十数人の乗客と移送中の犯罪者と共に、上司の命で途中の悪天候を覚悟の上で出発し…フィリピン沖上空で
>>続きを読む

花腐し(2023年製作の映画)

3.9

“春されば卯の花腐し我が越えし 妹が垣間は荒れにけるかも”

»活気を失いつつあるピンク映画界を舞台に、心中してしまった女優と、その彼女の関係者だった2人の男の人間模様を描く。

これは映画館鑑賞を迷
>>続きを読む

伊賀忍法帖(1982年製作の映画)

3.2

“我らが愛を以て悪魔を打ち砕きたまえ。”

戦国争乱の世を舞台に媚薬をめぐって、若き伊賀忍者の男女と、伝説的な妖術師の戦いを描いた山田風太郎の同名小説の映画化。

はい、『陰陽師0』の影響で久しぶりに
>>続きを読む

陰陽師0(2024年製作の映画)

3.9

【my映画館2024 #22】

“そう、あなた方と違ってね。”

»安倍晴明の生誕1100年を記念し、平安時代に安倍晴明が陰陽師になる前の物語を、原作者の夢枕獏の全面協力のもと映画化。

はい、あの
>>続きを読む

ゼロ・コンタクト(2022年製作の映画)

3.3

“繋がっているならこの孤独感は何だ?”

»IT業界の大物が亡くなった後に、彼の4人の関係者に彼の息子が謎のAIに呼ばれてリモート会議に出席し、彼が抱えていた極秘プロジェクトの再起動を迫られる。

>>続きを読む

オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.6

“いくら積まれても休暇をもらう。”

»英国の情報機関MI6御用達の凄腕スパイのオーソン・フォーチュン…100億ドルで闇取引される品物“ハンドル”の追跡と回収というミッションに、急造チームで挑む。
>>続きを読む

異人たち(2023年製作の映画)

4.1

【my映画館2024 #21】

“♪Maybe I did’t hold you all those lonely lonely times”

»ロンドンのタワーマンションに住む40代の脚本家は、
>>続きを読む

毒舌弁護人〜正義への戦い〜(2023年製作の映画)

4.0

“天有眼(天に眼有り)”

»上司の気分を害し治安判事の職を失って法廷弁護士に転身した男は、まずはある児童虐待事件に安易に取り組むが、大きな権力が動き無罪の母親を有罪にしてしまったのだった。

はい、
>>続きを読む

ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

4.0

“人生で正当な評価を得られず、真価を発揮できずにいた人の物語です。”

»二人の息子の母で職場に不満のある会社員の女性は、息子とシェイクスピアの「リチャード三世」を観劇して影響を受け、悪名高く語られて
>>続きを読む

カンダハル 突破せよ(2023年製作の映画)

3.6

“家に帰ろう。”

»イランに潜入中だったCIA工作員が、核開発施設の破壊工作の成功直後に内部告発によって全世界に正体が晒されてしまい、現地の通訳と共に脱出のためにカンダハルに向かうが‥

はい、米国
>>続きを読む

ダム・マネー ウォール街を狙え!(2023年製作の映画)

4.0

【my映画館2024 #20】

“裸で走れ。”

»2021年にアメリカの金融マーケットを激震させた、アマチュア投資家の会社員が巻き起こした “ゲームストップ株騒動”を基にしたコミカルな実録エンタテ
>>続きを読む

乱れからくり(1979年製作の映画)

3.3

“俺も相当な悪(ワル)だな、しかし。”

»玩具会社社長の豪邸で起った謎の連続殺人、その解決に乗り出す新人探偵の活躍を描く…1979年作品。

はい、ずっと見れてなかった松田優作主演作品をWOWOWに
>>続きを読む

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.9

“だから、入れ子構造って言うか、ドロステ効果って言うか、”

»雑居ビルの2階でテレビに自分が映り、こちらに向かって話しかける姿を目撃するカフェの店主…実は、2階と1階のカフェが2分の時差で繋がってい
>>続きを読む

梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

4.2

【my映画館2024 #19】

“何がお見えですか?”

»朝鮮王朝時代の記録物「仁祖実録」に記された怪死から着想を得たフィクション…ある秘密を抱えながら宮廷で働き始めた盲目の鍼医は、王の息子からの
>>続きを読む

ぼくは君たちを憎まないことにした(2022年製作の映画)

4.0

“僕と息子は2人きりだ。でも、世界中の軍隊より強い。”

»2015年11月にライブに行った妻がパリ同時多発テロ事件に巻き込まれて命を落とし、幼い息子を抱えて哀しみに暮れる夫はネット上にテロリストへの
>>続きを読む

オクス駅お化け(2022年製作の映画)

3.2

“呪いを移すには強い意志がないと。”

»ソウルに実在する地下鉄の駅を題材にした、奇妙な自殺の目撃談から真相に迫る韓国のホラーウェブ漫画を原作とする、日韓合作ホラー。

はい、Jホラー要素を注入した韓
>>続きを読む

アナログ(2023年製作の映画)

3.9

“今日からずーっと木曜日です。”

»インテリア系デザイナーの独身男性は、自身が内装に携わった喫茶店で謎めいた女性に出会い、携帯を持たない彼女に心惹かれ毎週木曜に喫茶店で会う約束をして、何度か会って距
>>続きを読む

デシベル(2022年製作の映画)

3.7

“生きているのはもっとつらいはずです。”

»騒音反応型の爆弾テロを企てる天才爆弾魔と、そのターゲットにされた元海軍副長の攻防を描くサウンドパニックアクション。

はい、気にはなっていた韓国作品をやっ
>>続きを読む

人生は、美しい(2022年製作の映画)

4.1

“あなたという素晴らしい世界”

»余命宣告を受けた主婦が初恋の相手と再会するため、夫と共に最後の旅に繰り出していく姿を描いたロードムービー。

はい、評判が良かったので気になりまくりで、こちらでは公
>>続きを読む

青春ジャック止められるか、俺たちを2(2024年製作の映画)

4.2

【my映画館2024#18】

“映画って簡単じゃないんだよ。”

»1969年を舞台に若松孝二監督が設立した若松プロダクションを描いた青春群像劇『止められるか、俺たちを』の続編…1980年代のビデオ
>>続きを読む

ほつれる(2023年製作の映画)

3.8

“向き合えないっていうのは怖いでしょ。”

»冷めきった関係の夫がいる妻は、友人を通して出会った既婚男性と密かに頻繁に会っていたある日、その男性とのキャンプの帰りに衝撃的な事故が起きて、平穏だったはず
>>続きを読む

権力に告ぐ(2019年製作の映画)

3.8

“国民の前に告発する。”

»ソウル地検の強気の検事は、事情聴取をした女性がセクハラをされたとまさかの遺書を残して自殺したために停職となり、自らの潔白を示そうと独自に捜査を始めるが…。

はい、気にな
>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.1

【my映画館2024#17】

“我々は破壊した。”

»原子爆弾の開発に成功し、「原爆の父」と呼ばれた物理学者ロバート・オッペンハイマー…彼の知られざる人生を描く。

はい、ロベルト・オッペンハイマ
>>続きを読む

ルー、パリで生まれた猫(2023年製作の映画)

3.7

“親への気持ちは変わらない。それが人生、それでいいんだ。”

»生まれたばかりのキジトラの子猫が屋根裏に迷い込み、パリに住む10歳の少女はルーという名前を付けて飼い始め、不仲な両親に心を痛める彼女には
>>続きを読む

ゆとりですがなにか インターナショナル(2023年製作の映画)

3.6

“世界中どこに出したって恥ずかしくないよ。”

»ゆとり世代と呼ばれるアラサー男子3人が仕事や家族、恋、友情に翻弄されていく姿を描いた連続TVドラマの劇場版。

はい、これもドラマは全く見ずにの無謀鑑
>>続きを読む

レディ加賀(2023年製作の映画)

3.7

【my映画館2024 #16】

“強い気持ち”

»タップダンサーの夢を諦め、石川県の加賀温泉郷にある実家の老舗旅館で若女将修行を始めた女性は、新米女将たちを集めてタップダンスのイベントを開催するこ
>>続きを読む

オペレーション・ゴールド(2023年製作の映画)

3.2

はい、B級だから仕方がないと思いつつも、ブルース・ウィリスとジョン・トラボルタの共演見たさが優先し…当然に何ともな余韻。

»麻薬王を10年にわたり追い続ける賞金稼ぎの男は、ついにハワイのビーチで彼を
>>続きを読む

クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男(2019年製作の映画)

3.8

“クエンティンは映画という言語を使う。”

»鬼才クエンティン・タランティーノ監督…デビュー作『レザボア・ドッグス』から8作目の『ヘイトフル・エイト』までをメインに、出演者に関係者が語るドキュメンタリ
>>続きを読む

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

-

いやいや、久しぶりにスコアは付けれないですね…って、from the mind of デイヴィッド・クローネンバーグ と銘打ってるだけあって特異の極みかと。

»人工的な環境に順応するように進化を遂げ
>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.1

【my映画館2024 #15】

“心を決めること。”

»視覚障害を持つ息子は父親が外で血を流し倒れているのを発見し、母親が救助要請したが死亡が確認され、当初は転落事故かと思われたが、その死には不審
>>続きを読む

おまえの罪を自白しろ(2023年製作の映画)

3.5

“謝る、すまなかった。”

»誘拐された孫娘の解放を条件として、犯人から罪の告白を要求された国家議員…その政治家一族の葛藤と事件の顛末を描く。

はい、これはやはり挑戦的なタイトルが気にはなって見てみ
>>続きを読む

こいつで、今夜もイート・イット アル・ヤンコビック物語(2022年製作の映画)

4.1

“好きに生きて、奇妙でも構わない。本来の自分を認めなきゃ、真の幸せはつかめない。”

»1980年代にマイケル・ジャクソンやマドンナらの曲をパロって独自路線を極めた、米国で人気の歌手アル・ヤンコビック
>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.7

“行きましょう。”
“共に地獄まで。”

»生涯で数万回の悪魔祓いに携わった、実在したアモルト神父…その1987年のスペインの修道院での強力な悪魔との壮絶な戦いを描く。

はい、個人的に最近は日本の洒
>>続きを読む

バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

3.9

“社会の厄介者を卒業したいの。”

»仕事のできる夫と仲良しの娘と共に幸せそうに暮らしているバーナデットは、以前は天才建築家だったがシアトルに来てからは極度の人間嫌いで病み気味となり、南極への家族旅行
>>続きを読む

真・鮫島事件(2020年製作の映画)

2.9

“七つの大罪”

»高校時代の同級生とリモートで部活会を開いたが、仲間の一人が変死し、噂の鮫島事件の廃墟で肝だめしをしたメンバーだった…平成ネット史最大の闇といわれる都市伝説「鮫島事件」を映画化したホ
>>続きを読む

>|