このレビューはネタバレを含みます
通知表を顧問の先生に見せる前のふたりのやりとりがだいすきだった。足を踏み合っていたあのときがいちばん真っ直ぐに気持ちが通い合っていたのかな。先輩との飲みのあとにまなみちゃんに言われた「本気じゃないでしょ、バカだなあ」を受け止めるボク、何度も見てきたやりとりのはずなのに観てるこっちが苦しくなるほどだった。誰がどう思おうとまなみちゃんがどう思おうと、ボクにとっては昔も今もこれからもまなみ100%でしかないんだろう。器用に遊びまくってるくせに好きな人に対してはずっと不器用、他人の思いに対しては不誠実だけど自分の思いに対してはずっと誠実。ああもうやんなっちゃうよ。そりゃまなみちゃんだって「本気じゃないでしょ、バカだなあ」としか言えないよ。えーんなんてピュアっピュアなんだよ〜こんなん苦しすぎちゃうよ(泣)音楽の使い方も絶妙だった。