ほーへー

今夜、世界からこの恋が消えてものほーへーのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

令和版「君の膵臓をたべたい」。

道枝君の演技が、自分の性格と役「透」が似ていてせいか、余計に上手く見えた。
透の自分の損得ではなく、他者への損得で物事を測れる人はとても魅力的だった。
だからこそ・・・悲しかった。

福本莉子は相変わらず透明感すごい。
今回のキャラにも適役。
一つ、言うとするならば、もう少し隙を見せる表情が上手くなれば、もっと人気出そう。
東宝芸能の先輩、浜辺美波はその隙笑顔がキミスイの時からかなり確立していた。
比較はよくないけど、そこは比較してしまう。

構成はとにかくキミスイ。
・どっちの意思でもない出会い
・根暗な男子と、辛いことを背負いつつも常に明るく振る舞う女子
・段々と男子が女子に引き寄せられ、表情がやわらかくなる
・作中で大きなデートは1回だけ
・唐突な死
・死後、日記の文面をナレーションで入れることによる、感動な山場
※「記憶ノート」「共病文庫」
・墓参り

企画プロデューサーが同じだからしょうがないけど、逆に勉強になるのは、構成はこんなに同じなのにセカコイはキミスイの1/3の興行収入しか行かない見込みだということ。
・キャスティング?
→福本莉子が正解?
・同時期公開作品?
→キングダム2、ワンピースと近すぎた?
・タイトル?
→「世界から猫が消えたなら」「今夜、ロマンス劇場で」、目立つフレーズがなく、覚えられない?

勉強になる作品。
ほーへー

ほーへー