このレビューはネタバレを含みます
記憶がなくなる話は
何度か見たことがあったけれど
これは、その中のどれとも違いました。
泉ちゃんも透くんも
本当に優しくて
周りの人たちの優しさに包まれて
毎日を生きる 真織ちゃんの
キラキラした笑顔を見て
とても癒やされました。
私は、そのときに自分が感じことを
忘れたくなくて
何回も思い出したくて
恋人とのデート記録を
日記に書き続けていますが
それが無くなってしまったら
記憶が別のものに書き換えられてしまったら
と、思うと とても悲しい気持ちになります。
こんなに苦しいなら
出会わなくて良かったとか、
（真織ちゃんは思わないだろうけれど）
ネガティブな気持ちになって欲しくない。
私も前向きに生きてほしいと思います。
好きだった気持ちは
記憶がなくても
心のどこかにはしっかりと
思い出として残っていると思います。
透くんの想いや
泉ちゃん、お姉さんの想いは
優しい嘘だと思う。
透くんは間違いなく
真織ちゃんの大切な人で
心の支えだった。
みんなが忘れていく中で
私だけは少しずつ思い出していきたい
っていうセリフがとても良かったです。
