このレビューはネタバレを含みます
オープニングでホイテ・ヴァン・ホイテマの名前が見えて「うわ!IMAXで観ればよかった!!」と後悔。
SFホラーのポップコーンムービーでありながら、ハリウッドや映画撮影の歴史を修正するような内容で良い意味での誤算があった。
監督らしい人種差別的な問題提起もあるが、説明くさくなっていないのも好み。
プロットだけを追っていくと特に裏切りのないシンプルな作り。
ただそこに隠された意味、
映画の起源、馬の名前は残っているのに騎手の名前が残っていないのなぜ?
主人公達はどうしてそこまでしてGジャンを撮影したい?
ゴーディはなぜあの子だけ襲わなかった?
などの劇中の疑問を追っていくことで、語りたいことが見えてくる感覚はかなり気持ちよかった。
あとAKIRAやエヴァのオマージュは、日本人としては嬉しいものがある。