大好きな監督のジョーダンピールの3作目の映画になりますね。予告編などを全く見ずに行きました。僕はゲットアウトやアスの様に人が怖い映画を少し期待して見に行ったので若干期待外れと思ってしまった点はありますが、好きな映画でした。ですが、彼の映画の方向性はどんどん僕が好きではない方向に走ってる気がします。一作目のゲットアウトは人が怖く2作目のアスは存在しない裏の世界の人が怖く3作目である今作は生物が怖いといった様な内容でした。サイコスリラー好きからすると悲しい気持ちが大きいですが、今作はやはり映像が素晴らしかったです。自然なCGを使いながらもアートとして見ることもできる映像が作られておりホラーとアートを混ぜたジョーダンピールには脱帽しました。そして肝心の脚本ですが、少し無駄なストーリーが入ってる様に感じました。猿が関わる話があるのですがメインストーリーには関係なくかなり寄り道をしてる気がしました。(それでも1番怖かったシーンは猿が映ってるシーンでした…)
そして最後は兄妹愛を少し描いた様な内容でしたが、とんでもなく余計でした。正直ホラー映画でドラマ要素を入れられるとほとんどの場合冷めてしまいます。(シックスセンスは別ですが)
それでも人が襲われるシーンには怖いシーンも多々ありホラーとして良い映画だったと思います。
