このレビューはネタバレを含みます
謎めいた不慮の事故で父を亡くし牧場を継ぐことになるOJ。
受け継いだ牧場の異変を感じ取りモノにしようと試みる話。
よくある未確認飛行物体や未確認生物の話とは全く違う。
別に地球侵略しないし、街を破壊したりしないし、洗脳なんかもない
ただただ動物と同じで人を食べるだけ。そこが新しくて面白いなと思った。
途中で出てくるゴーディー事件と全く同じ事になったね。
番組では出演者が全くゴーディーを見ずにひたすらにバカにしていいように使っているのをゴーディは感じ取ってキレたんだと思う。
でもジュープは目を見ることで（ジュープとゴーディーは）対等な立場だと理解させたから生き残ったんだと考えた。
でもジュープはそこで止めることを知らず、ゴーディの代わりにあの生物を使うことを考えたんだと思う。
ジュープも過去に囚われた生活をして子役時代から何も抜け出せてないのがあの西部劇風のパークから読み取れるね。
ジュープは生物を上手く操れるとある意味で見下していたけど
調教師であるOJは馬の嫌がることは絶対にしなかったし、最後まで敬意を払っているように見えた。
そこがジュープとOJの違いだね。
相手への敬意、目線、対等な関係がこの映画のテーマかな。
よくあるSFに飽きた人には見てほしい。まじで面白かった
