スティーブン・キング原作、84年にドリュー・バリモア主演で制作された「炎の少女チャーリー」のリブート。
生まれた時から特別な力を持つチャーリーは、成長と共に力を制御しきれなくなり、政府の組織にその存在を知られてしまう。
両親はチャーリーを連れて逃げ出そうとするのだが、組織の手が迫り・・・。
ブラムハウスがどうリブートしてくるのか?そこに興味があったわけですが、これは何と言うかリブートした意味があったのだろうかと思ってしまう低調さだったような。
とりあえず脚本が平坦であるが故に、キャラがまったく動かない。
ザック・エフロンとか同情しちゃうぐらいに死んでました。
チャーリーが力を解放していく過程も適当だし、政府の秘密組織も存在感ないし、ホラーとして考えても少しも恐ろしくなかったりします。
84年版も低予算でチープなところが多々観られてアレでしたが、とはいえドリュー・バリモアの天才子役っぷりが凄くて、それでなんとかなっていたわけですけど、今作のチャーリー役であるライアン・キーラ・アームストロングがそれと比較されてしまうのは、ちょっと可哀想かも?
脚本が平坦、演出も地味。
良かった点は94分と短い上映時間だけ、という印象。