Shu

炎の少女チャーリーのShuのレビュー・感想・評価

炎の少女チャーリー(2022年製作の映画)
2.5
「炎の少女チャーリー」を観てきた。
パイロキネシス(自然発火)の能力者である少女チャーリーは成長するにつれてチャーリー本人でさえも感情の起伏により能力を制御できなくなっていく。父ちゃんは娘の能力を隠そうとするがチャーリーの存在を感知した政府の秘密組織が彼女を拉致しようとエージェントを送り込むのだが…ってな話。
スティーブン・キングの原作が好きで1984年の最初の映画化の時は監督が「コマンドー」のマーク・L・レスターだったこともあり胸躍ったがこれがなんと不発に…。今回の再映画化の報、しかも「ハッピー・デス・デイ」「透明人間」のブラムハウス制作でかなり上がりました。今度こそ!
んがしかし、その思いはまたもや不発に…
期待値も上がっていたのだけど。なんというか全部が中途半端、テンポも悪いし、引っかかるシーンも多々あり、そこでそうならこうするでしょ!なんでそうなる?!って何度も心の中でツッコんだ。
もひとつ言わせてもらうと邦題からして前作ままの「炎の少女チャーリー」にする必要ない。原題の「ファイヤー・スターター」でやって欲しかった。前回の公開事情とは違うんだから。前回の公開事情というのは1984年の最初の映画化公開のとき、日本では同時期に公開する「ストリート・オブ・ファイヤー」があり混同しないようにこのダサい邦題になった経緯があった。混同しねーよ。今回は前作への敬意なのか解らないが(ちなみにポスターデザインが前作とほぼ一緒)折角のリブートなんだから原題のままが良かった。
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