上級国民という言葉が浸透した事故というより事件かも。。
元官僚だった高齢者に妻と子供を跳ねらて死亡させられた被害者の夫の3年間を追った映画というよりTV番組のドキュメンタリー
跳ねた高齢受刑者のインタビューもある
この事件は池袋だったが地方都市や田舎では車がないと生活が出来ない現実と高齢者の事故の問題
様々な要因が複雑に絡み合っていて今すぐに改善出来るわけではないけど今後少しずつでも変えていかないといけない課題
高齢タクシー運転手の事故も多くなってきたので定年は自身で決められたが現在は一律75歳まで🚖
その法整備の要因にもなっているのかも
75歳を越えると飛躍的に事故を起こす確率が上がるという。。
この作品の被害者の夫は二度とこういうことが無いようにという思いから出演したといっていた
人間の出来ていない僕は、もし同じ立場なら仕事も手に付かないだろうし生きて行くのが嫌になり相手の家の前で自殺してやろうかとか相手の家族に危害を加えて同じ立場を味あわせてやろうか等と考えてしまう。。
思い出すだけでもいたたまれないのに取材の為に何度も反芻し涙が溢れる
事故の時に着ていた服が警察から帰ってきてそれを開封する時も涙がこぼれ、それを見た記者が貰い泣きする
「すいません」と夫
「こちらこそ。。因果な商売で」と記者
「逆にTVに耐えられる素材ですか」と気付かう
「全部使わして貰います」と記者
かなりな内容だか運転を生業にする者として身の引き締まるドキュメンタリーだった🚕
免許更新時に見るそれこそ上級国民の天下りの給料の為だけに作られたみんなウトウトする事故啓発VTRを流すよりこの作品はショッキングだが必要だと感じたし被害者もそれを望んでいるのではと感じた
点数は無しでお願いします🚖
