女性が有害な男性性に立ち向かうプロットは昨今のトレンド通りだが、『エクスマキナ』以後のアレックス・ガーランドの作家性が爆発したスリラー
設定は『ミッドサマー』と似ているが、作品の雰囲気は『ウィッカーマン』にとても近い様に感じた
自分はかなり好きだったけど、中盤以降、かなりリアリティからかけ離れていく寓話なので、単にホラー/スリラーを期待すると失敗する気がする
特に、ラストの展開が純粋なフェミニズム映画では無かったのが良かった
総じて今年は、『ハッチング』『LAMB』と、少し難解な現代寓話が多い印象