A Country Called Home 2015年作品
6/10
アンナ・アクスター監督脚本
イモジェン・プーツ マッケンジー・デイビス
メアリー・マコーマック
素行に問題があり、殆ど会っていなかった父親が死に、
故郷のテキサスに戻るエリー(イモジェン・プーツ)。
父親の内縁の妻もアル中で役に立たず、父親の葬式等の
手伝いをすることになる。
そんな中、死んだと思っていた父方の祖父母と再会したり、
性同一障害のカントリー・シンガー(デイビス)と知り合ったりする。
素行が酷くて父親のことを敬遠していたのだけれど、嫌いに
なりきれないという心情を観客に納得させるのは台詞だけでは
弱すぎる。回想シーンで父親の良いところも悪いところも
描ききらないとダメだと思う。
マッケンジー・デイビスはレズビアンのアイコンと現在なっている
わけだが、本作もそうしたデイビスらしい役柄であった。
デイビスのそうした役を観たい人には必見。
