In Search of Tomorrow 2022年作品
8/10
デイビット・A・ウェイナー監督脚本
ウィル・ウィートン クランシー・ブラウン ショーン・ヤング
ジョン・カーペンター エイドリアン・バーボー
ビル・デューク キャサリン・メアリー・スチュワート
バリー・ボストウィック ジーン・シモンズ ランス・ゲスト
ジェシー・ベンチュラ ビリー・ディー・ウィリアムズ
ディー・ウォレス ナンシー・アレン
ジョン・ダイクストラ デニス・ミューレン フィル・ティペット
ポール・ヴァーホーヴェン ピーター・ウェラー アイヴァン・ライトマン
ジョー・ダンテ
80年代のSF映画をまとめた5時間をこえる膨大なドキュメンタリー。
情報量がもの凄く、監督の熱意に圧倒される。これ以上のものは
できないと思う。
この80年代というところがポイントで、77年のスターウォーズから
多種多様なSF映画が創られた時代、自分はお小遣いで映画館や
レンタルビデオでむさぼるように観ていた体験を懐かしく思いだした。
個々の映画が解説されるが、｢スペース・サタン｣｢スターウォーズ帝国の逆襲｣
｢ギャラクシーナ｣｢ファイナル・カウントダン｣｢フラッシュ・ゴードン｣
｢アトミック・カフェ｣｢ウォーゲーム｣｢ファイヤーフォックス｣
｢オクトパシー｣｢ときめきサイエンス｣｢若き勇者たち｣｢ターミネーター｣
｢エイリアン2｣｢F核戦争後の未来 スレッズ｣｢ザ・デイ・アフター｣
｢マッドマックス2｣｢スタートレック2｣｢E.T.｣｢ブレードランナー｣
｢メガフォース｣｢トロン｣｢ロボコップ｣｢ニューヨーク1997｣｢スーパーマンII｣
｢縮みゆく女｣｢インナースペース｣｢アウトランド｣｢2010｣｢Dune 砂の惑星｣
｢未来警察｣｢遊星からの物体X｣｢ハワード・ザ・ダック｣｢プレデター｣
｢エイリアン2｣｢バック・トゥ・ザ・フューチャー｣｢コクーン｣
｢エクスプラローズ｣｢エレクトリック・ドリーム｣｢スペースハンター｣
｢ジェダイの復讐｣｢スーパーマンIII/電子の要塞｣｢ストレンジ・インベーダーズ｣
｢ドラゴン・スレイヤー｣｢ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎｣
｢スターファイター｣｢ナビゲイター｣｢スタートレックII カーンの逆襲｣
｢ゴーストバスターズ｣｢バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー｣
｢ターミネーター｣｢ショート・サーキット｣｢エイリアン2｣
｢スタートレックIV 故郷への長い道｣｢ハワード・ザ・ダック｣
｢プレデター｣｢スペースボール｣｢バトルランナー｣｢ボクの彼女は地球人｣
｢アキラ｣｢マック｣｢エイリアン・ネイション｣｢チェリー2000｣
｢ビルとテッドの大冒険｣｢ミラクル・マイル｣｢ミクロキッズ｣
｢バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2｣
と多量に出てきて、全く飽きさせない。
殆どみていたり、ポスターや一部のシーンが有名だったりで自分には懐かしい。
また当時のSFXの手仕事感、工夫した作り、ジョン・ダイクストラ
デニス・ミューレン フィル・ティペットの出演が嬉しい。
当時出演していた俳優のインタビューも興味深いし、
帝国の逆襲でハン・ソロがカーボン凍結された理由も聞けた。
アイヴァン・ライトマンのインタビューも嬉しい。
映画音楽という観点からも、当時の音楽がメロディを大事にされていたと語られ、
とても納得した。
今の工業製品のようなCG多用したSF映画でなく、ストーリーも多様で、
オリジナリティに溢れ、特殊効果も工夫を凝らしていた80年代の作品に多感な時期に
触れることが出来て自分は幸せだったと改めて思う。
