月の満ち欠けのまりーのネタバレレビュー・内容・結末

役者は良かったし泣けたけど、それは大泉洋が可哀想で流した涙という感じ。
映画としてどうというよりも、内容への嫌悪感が残りました。

事実だけ見れば、「不倫した女の魂が転生している」のであって、自分の娘が実はそういう前世を持っていました、今もその記憶に縛られて前世の不倫相手に会おうとしています。なんてグロすぎない？
それが原因で交通事故で亡くなっていますし。
そこからまた親友の娘に転生して、まさかの妻まで母のヘルパーさんの娘に転生していて。
物語のテイストが違ったら、あの後大泉洋は自殺してたと思うよ…。

あと気になったのは田中圭のポジション。確かに元凶は田中圭なんだけど、3人も間接的に殺してしまうほど悪役かと言われると、そこまでじゃなくない？どこにでもいる完璧主義のモラハラ男ってだけでは。悪いのは有村架純だよ。

有村架純がめちゃくちゃ可愛いし、高田馬場の雰囲気も好きだけど、それでも「いやでも待てよ」と冷静になってしまう映画でした。