たー

LOVE LIFEのたーのネタバレレビュー・内容・結末

LOVE LIFE(2022年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

率直に浮かんだ感想は、不穏。結局誰が幸せなんだろう?優しくされた側?同情された方?人から感謝された時?妙子が幸せになるにはどうしたらいいんだろう。いろんなことを考えさせられた。
終始暗くて不気味な雰囲気が漂ってる。後半のパクさんが二郎に猫を渡すシーンなんて微笑ましいように見せてすごく違和感があって気持ち悪かった。敬太をそういう軽い気持ちで手放したんだなって。パクさんが全部悪いわけじゃないけど、結局利己的だし1番現実の人間に近いのかもしれない。二郎も二郎で本当に妙子を幸せにしたいと思ってるのかな。この先誰も幸せになれる気がしないな。そういうラストでした。
矢野顕子のLOVE LIFEはすごく心地悪かったけどフィットしてた。エヴァの庵野秀明と同じ構成を感じた。皮肉とメッセージ。

でもそんなそんな内容だったけど、ずっと木村文乃はかわいかった笑さらにファンになったなあ。
たー

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