このレビューはネタバレを含みます
日本史上随一のパーフェクトマンガであるハガレンの実写化企画2作目。
1作目かなり出来の悪かった印象だったのに、本作が普通に楽しめたから、その高低差でめっちゃ進化したように見えた。
展開は忙しいけど、脚本は割とちゃんとしてるし、マンガの名場面を結構忠実に再現しているところは好感が持てた。
ランファンの腕が失くなったことを悲しむフーじいさんのとこなんて普通に泣けたな。
キャスティングが出オチ芸的なんだけど、毎回楽しい。
相変わらずグラトニーがめっちゃおもろいし、アームストロングもウケた。
ホーエンハイムの再現度の高さとかリンとランファンも素晴らしかったな。
しかしメイ・チャンが大人なのはマズイ。これは何だ?事務所の圧力かなんかでこのようなキャスティングになったのか。他がかなり忠実なのにここだけおかしいのですごく浮いてたね。
今回はスカーとの対決を主軸に、その過程でウィンリィの両親の死やイシュヴァール人との内戦を描き、そこからくる憎しみの連鎖を断ちきりたいという話。
そしてグラトニーに飲み込まれて終了。
アクションがもっとるろ剣並みにがんばってくれたらもっと評価上げるんだけどなー。
またマンガ読み返したくなった。