マルコヴィッチ

ブラック・クラブのマルコヴィッチのレビュー・感想・評価

ブラック・クラブ(2022年製作の映画)
3.2
『母の意地と戦争』

娘と離れ離れになってしまった母である主人公。劣勢の戦争の真っ最中、軍人として働いている主人公はある容器を持ち運び敵の陣地を超え味方の基地まで凍った海を渡り届けるように特殊作戦に従事することになるが…みたいな映画。



ストーリーは単純なようで難解で、いきなり謎の戦争に巻き込まれたことを観客にも体感してもらうのが、目的かただの描写不足か悩みどころである。

極寒の中、いつ割れるかもわからない氷の上をこれまた敵に見られているのか分からない中進んでいく様は恐怖感がある。

最後の結末はそうするかとなるが、徹頭徹尾母の意地が貫かれて描かかれているので主人公にブレはないので映画としてのブレないので最後まで見られる。

最後までどうなるか分からない映画でした。