完成披露上映会を鑑賞。
遅い時間だったし、短編9本のオムニバスを映画館で観るのは初体験だったので、集中力が続くか心配だったけど、それぞれに趣向を凝らした良作で、一本一本楽しめた。
私が最も気に入ったのは、「Good News」。渡辺大知監督の力作ということで、期待通り。いきなりのピンクの画面から世界に持っていかれ、混沌に陥る感ががあった。主演2人が最高！好きなのに分かり合っていないのが痛々しく切なかった。こういう男性、藤原季節君は本当にピッタリでハマリ役。夏子さんの演技はほぼ初見だが、「the Hole」の人だ！と思い出した。独特の世界観を体現するのに長けた女優さんだな、と思った。
この作品、ぜひ長編に撮り直してほしい！
他にも「絶滅危惧種」「家族送」「INTELIGENT IA」「サウネ」など個性的な作品が多く面白かった。
なんか、カレー作りたくなった。
以下、やや余談ですが、
舞台挨拶付き上映会ということで、映画制作に携わった方々の生の声が聞けました。
藤原季節くんの、作品への熱とプライド、人が話している時のちょっと手持ち無沙汰な感じとか、突然突っ込むところとか、純粋なイメージ通りで好感持ちました。
夏子さんも小林蒼さんもホントに美しく、女優さんって綺麗だなあ、と改めて実感。
登壇者の方々皆さん、作品に込めた思いが伝わって、短編といえど映画作るってすごいことだなあ、と改めて感動！良い体験でした。
