光合成にはもう飽きた。
植物が意思を持ち、人々を襲い始め、文明が滅んだ地球が舞台の中国産SFディザスターアクション。いいんじゃないかな、緑が多くて。
映像はCGや合成がまるわかりのチープさ。
とりあえず、人間を襲う植物が大蛇かドラゴンにしか見えない。しかも植物なのに光が苦手という驚きの設定。
登場人物たちにも個性というか魅力があまり感じられない。わかり易い死亡フラグ、自己犠牲によるお涙頂戴展開、俺たちはまだ戦える! という、よくある胸アツモードなどなど、お決まりのパターンのオンパレード。既視感が半端ない。
因みに日本人も出てくるけれど、喋ってる言葉が全然日本語に聞こえない。
そしてラストのあの場所は一体どこなんだ? もう中国はおろか地球上ですらなさそうだが。
唯一感心したのは、子役の終盤の泣き演技。あそこまでできる子役はそうはいないのではないか。
ところで、中国製の手りゅう弾って、ピンを抜いた途端に爆発するの? おっかねぇな。