磯崎眞澄

線は、僕を描くの磯崎眞澄のレビュー・感想・評価

線は、僕を描く(2022年製作の映画)
3.0
映画「線は、僕を描く」
109GBP
江口洋介が一貫してよかった。楽しそうに絵を描く。
水墨画の技法を見せるところも良かった。穂先が割れるのを利用して細かい枝葉を描く。筆の腹を使う。墨だけでなく水を使う。
「説明」が生きているシーンがいくつもあった。一方で、ただの説明セリフが気になった。

筆の中に三段階の墨の濃度を作って竹を描く技法を千瑛(清原伽耶)が霜介(横浜流星)に説明する。学生が描いた竹の絵がみんな違っていたのもよかった。
磯崎眞澄

磯崎眞澄