予想に反してメタルバンドというよりは友情やら恋愛やらの青春パートがメインだった。バンドとして輝きはじめるのがめちゃくちゃ遅いので、ストーリーはかなり冗長に感じたけどラストのMachinery of Tormentのバンド演奏が格好良いので全部許した。Emilyのメタル覚醒ビジュアルが良くてインパクトあったからラストまで引っ張ったのわかるけどもっと早くから観たかったな。
メタル映画ってたいていゴリゴリのピュアなクレイジー変人メタラーがメインの話が多いので、3人中2人がメタルにそんなにハマってないという設定は新鮮だった。しかも唯一のガチメタラーHunterくんも金持ちの息子かつ結構イケメンで、ヤバい奴感もなくそんなに面白くはない。主人公のKevinも冴えない設定のわりに順調にモテるし独学でドラム使いこなすしあまり面白くない。まあティーンムービーだからそりゃそうか。MetallicaのWhiplashが使われてたシーンは良かった。
