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“それ”がいる森のIdeonのレビュー・感想・評価

“それ”がいる森(2022年製作の映画)
2.0
 妻と別居し、福島の山村で1人柑橘類を育てる淳一のもとへ、息子の一也がやって来る。母親と喧嘩して東京の家を飛び出してきたという。しばらく淳一が預かることになった。ある日、友人と立ち入り禁止の山奥に入った一也は得体の知れないものに襲われる。友人は行方不明になり、子供の失踪が相次ぐ。捜索隊は全滅し、学校が襲われる。淳一は1人怪物に立ち向かうが…というお話。
 一体、いつの映画なんだと呆れてしまう低レベルの作品。まるで1980年代の映画を見ているようである。エイリアン侵略物なのだが、CGはアメリカの低予算で有名なアサイラム社レベル、クローズアップ用のスーツは張りぼてにしか見えないお粗末さ。今時、こんな作品を劇場公開して恥ずかしくないのだろうか?相葉くんは真面目に熱演しているが、特撮がコントレベルなので、何の説得力もない。平凡な主婦を演じる江口のりこはミスキャストで無駄遣い。
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