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ザリガニの鳴くところのピットのレビュー・感想・評価

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)
3.9
ベストセラー小説を映画化

正直あまり期待してなかったがこれはこれは一本取られました(笑)

子供時代より孤独に生きる「沼の娘」
やっと手に入れた愛さえにも裏切られる。
この話だけなら大したこともなかった。逆に「孤独、悲哀を描きたかったら、こんな可愛い役者にしない方がいいんじゃない?」ぐらいしか個人的には思っていなかった。
がしかし途中から冒頭より始まる殺人事件の法廷映画と変貌を遂げていく。この辺りは映画「無垢なる証人」の要素を含み「どないなるんや!」とワクワクしてしまった。
そしてラスト!
「きみに読む物語」を彷彿とさせる展開で素敵だった。
最後の最後、大ラスでショーシャンクを思い出してしまった演出!
裁判のやり取りでモヤモヤしていた点もキッチリ回収しました。
そして彼女は”ザリガニの鳴くところ”へ

おもろかった!!
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