映像がただただ綺麗なだけ。
湿地の設定が全然活かされていない。
あそこで一人暮らしをしているからこその、特有のコミュニケーションやこだわりを持っているとかでもない。
引きこもりがちな女の子が、美貌のために男に好かれ、恋愛に右往左往する話。
ほとんど恋愛映画。
主人公が自然と心を通わせる部分もポイントであるのだろうが、なにせ恋愛パートが長すぎるため、うまく自然に対する愛が描けておらず、とっちらかった印象。
また、ほかの家族と違って、自分は父親に手をあげられなかったため、大人になって恋人に暴力を振るわれてからようやく去って行った母の気持ちを理解するのも、遅すぎるし、冷める。
母に対する想いもなんだか取って付けたような雑味がする。
殺人の真相もダサい。
期待外れでした。
